2020年10月にマニュアル車が欲しくて増車したCBF125T、愛称:エリーさん。
性能/品質/価格で十分に満足して、楽しく走っていたのですが、先日「さよなら」する事を決めました。そして先週にオークションに出品、日曜に無事に落札され、今朝バイク輸送業者へ発注しました。
落札額も、これまでのCBF125Tオークションでは最高額をつけてもらい、良い評価で送り出せたと思います。

さよならした理由は、たった1つです。

スーパーカブと2台持ちは相性が悪い


もうちょっと細かく言うと「ギアチェンジのペダル操作がスーパーカブと、ほぼ真逆で不意に操作を間違える」です。

スーパーカブもCBF125Tもも、どちらもシーソーペダルで「前を踏む」「後ろを踏む」のタイプですが、カブが4速ロータリーに対して、CBF125Tは4速リターンです。

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※CBF125T シーソーペダル

具体的な操作は N-1-2-3-4 とシフトアップでは
カブ:(を踏む)、
CBF:(を踏む)、 になります。

反対の 4-3-2-1-N シフトダウンは
カブ:(を踏む)、
CBF:(を踏む)、  になります。 

ね、ほぼほぼ真逆の操作ですよね。 ・・・・(´・ω・`)

通常、意識して操作していると間違えた操作はしないのですが、ツーリングで長時間乗っていたり、急な操作をしたりすると、無意識に身体が覚えた操作を呼び出し、真逆の結果になります。

怖いのは、「シフトアップのつもりでシフトダウンになった時」です。
マニュアル車に乗っているライダーは分かると思いますが、シフトダウン時にブリッピングしなければいけない時に、逆ブリッピング(シフトアップのつもりなのでアクセル戻して回転数を落としている)で接続してしまいます。
当然、「ギュワンワンンン!!」というエンジン音とリアタイヤがロックしそうな勢いで制動してしまいます。 (゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
 これはリアタイヤのロック/スリップになる可能性がありますし、ギアにもチェーンにもクラッチにも良くありません。(逆は良いんです、シフトダウンのつもりのシフトアップは、回転数が落ちてトルク不足で減速するくらいですし)
 この中で一番悪いのは、エンジンのレブリミット(これ以上エンジンを回すとエンジンに良くないのでCPUが最大回転数を制御している)を超えた回転数が発生する事です。シフトアップのつもりなのでエンジン回転数は最大出力付近(CBF125Tなら7500rpm)、ここからシフトダウンするのですから、ギアによっては8500-9000rpmになってしまいます。CBF125Tの回転数のレッドゾーンは8750rpm辺りですからマズいです。

 そして、この間違いシフトダウンが「カブ」でも「CBF」でも、どちらでも発生し、慣れてきても減らないという事です。どちらの操作も身体が覚えていきますし、不意の動作で間違い動作を呼び起こします。ライダーはギアチェンジを毎回イチイチ頭で考えて操作してません、一連のルーチン処理(繰り返し同じ処理)でやっています。そこで間違ったルーチンを呼び出すと逆ブリッピングシフトダウンになります。間違いを起こさないようにする仕組みを「ポカヨケ」と言いますが、カブとCBFの2台持ちの状態は「ポカ招き」になってしまってます。

 無論、購入前から、この件は頭で理解していたのですが「何とかなるでしょ」と想定していました。が、結果的に無意識のルーチン操作は防げなかったです。約3300km走って、この逆ブリッピングは4回ありました。一番怖かったのは、峠の上りでロックしそうになった1回です。

 そんな訳で安全性と各車の損傷を防ぐ為に、どちらか1台にする事にしました。どちらを残すか?で随分悩んだのですが、最後は「長い期間乗っていたスーパーカブ(愛着)」に決めて、とても残念ですがCBF125Tをお嫁に出す(手放す)ことにしました。

 繰り返しになりますが、CBF125Tは手頃な価格で疲れにくい、のんびり走れる良いバイクです。(´∀`*)  あくまで、スーパーカブとの2台持ちには向いてなかっただけです。1台持ち、または他のリターン式のバイクの複数持ちの場合は、この逆ブリッピングを心配する必要はないと思います。心配ならシーソーペダルを一般的なかき上げ式ペダルに換装もできますし。

 最後に。
 楽しく(北陸で冬季挟んで)半年で3200km、一緒に走ってくれたCBF125T:エリーさんへ感謝と、次に良いライダーに巡り合って、もっとたくさん走ってくれることを祈ります。
.。゚+.(・∀・)゚+.゚

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CBF125T

CBF125T



注1:私の技術が未熟な点も有り、熟練者には起きない操作かもしれませんので、必ずしもカブとCBF125Tの2台持ちが悪いとは言えません。

注2:カブのシフトダウンはロータリーなので
反対の 4-3-2-1-N シフトダウンは (を踏む)、 以外にも 停車時に限りで直Nに入るので、1-2-3-4-N-1-2-3-4-Nと前、前、前、前、前、前、前、前、前、前、で操作することも可能です。この辺が、余計にややこしくなってるかも知れません。